筋線維の移行

骨格筋の種類には、タイプⅠ(遅筋)とタイプⅡ(速筋)があるには周知のとおり。この2種類の比率は人間においては生涯変わらずというのが現在の見解。ただし、トレーニングによってサブタイプ間の変換は認められている。つまり、タイプⅠ⇔タイプⅡの変換は無いが、タイプⅡa⇔タイプⅡxの変換はあるということ(NSCA第4版にはLSDにおいてⅡxからⅠへの移行があるとあるが、どうなんでしょう)。トレーニングにおいては、ウエイトトレーニングであろうが、持久的トレーニングであれ、Ⅱ型に関しては、ⅡxからⅡaに移行して、ディトレーニングにおいて元に戻ること(Ⅱx)が確認されている。

ただし、40歳を超えると筋線維の移行が起こると、筋肉の科学(石井直方)には書かれている。タイプⅡの筋芽細胞にタイプⅠに繋がっている神経を混在させると、タイプⅠの筋線維になることが実証されているとのこと。これは人為的なものと思われるが、加齢により寿命の短いⅡ型の神経が死んでしまうと、残された筋線維に他の神経が繋がる、その繋がった運動神経がⅠ型の場合、筋線維もⅠ型に移行すると推測されている。

マラソンレースのエントリーを見ると40代と50代が30代よりも多い。40代以降はマラソン向きの体になりしかも、無理をしないから(オーバーペースになりにくい)タイムも出るのかもしれない。

そういう私も5年ほど前からマラソンレースにも出ているが、一向にタイムは縮まらない。同時にパワーリフティングも行っていてまだ記録は伸びているので、通常よりはサルコペニアは少ないものと推測する。しかし、ラントレーニングにおいては、強度を上げるには抵抗があり、距離を求める傾向にあるので、遅筋化は起こっているのかもしれませんね。

それにしても、石井直方先生の本は、わかりやすい。どのタイプのトレーナーさんも絶対に読んでおくべき本だと思います。いくつか、推薦書を挙げておきます。このブログの参考・引用文献の「筋肉の科学」は最もわかりやすいかもしれません。その他、「究極のトレーニング」「筋肉学入門」「筋を鍛える」「トレーニングメソッド」はお勧めです。

参考・引用文献:
筋肉の科学(石井直方@ベースボールマガジン社)
NSCA決定版ストレングストレーニングとコンディショニング第4版

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