What’s my Big 3? アスリート編

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以前、トレーニングマガジン49号のメインテーマ「What’s your Big3?」を模倣して私的「What’s my Big3?」というタイトルでブログに記したが、今回はアスリート編(前回は筋肥大、筋力向上がテーマ)。アスリートということで、S&Cの観点では一般的パワー向上を中心に考えてみた。

一般的パワーを主目的をすると、クイックリフトは外せない。3種目と限定となるので難易度は高くなるが、より多くの筋群を使用するスナッチを第1種目としたい。クリーン&ジャークを1種目とできるのであれば、スナッチより高重量を用いることができるのでパワー向上にはいいかもしれないが、ジャーク自体はかなり特殊な動きなので、むしろより簡単で筋力の要素も強いクリーン&(プッシュ)プレスも面白い選択となる。

パワーの定義は仕事率であり、それから筋力 x 速度を導き出せることからも、まずは筋力が前提ということになる。やはりスクワットは外せない。最もきつい種目であるが、その恩恵から逃げ出すことは許されない??当然、第2種目はスクワット(パラレルまたはフル)。

第3種目は難しい。スクワットとスナッチで下半身においては十分であろう。またスナッチ(またはクリーン&プレス)を導入することで、背中や肩の強化はできる。足りない大筋群は胸となるのか??そうなるとベンチプレスが考えられるが、筋肥大または筋力というファクターでみれば十分だが、競技上重要かと言われれば疑問は残る。そうなると背中の強化となるが、3種目限定となると、スナッチでもある程度の強化はできるので、ここはスナッチとスクワットでは強化できない胸部を優先しベンチプレスとしたい。前回も書いたが、男性であればベンチの挙上重量はステータスでもあり、自信に繋がる二次的効果にも期待したい。女性にとっては、苦手種目であると思うが、弱点克服という観点からもベンチプレスは必要かもしれない。

以上より

①スナッチ(またはクリーン&プレス)

②スクワット

③ベンチプレス

としたい。

前回も含めて、ビッグ3を中心にした選択となってしまった。言い換えれば、ビッグ3と背中、およびクイックリフトは外せないということになり、大筋群を鍛える、それがウエイトトレーニングの王道なのだろうと改めて実感した次第である。

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